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松風の静かな世界

  • 執筆者の写真: こあたそ
    こあたそ
  • 2020年6月17日
  • 読了時間: 2分

更新日:2021年5月2日

こんにちは。


なつきち先輩からバトンを受け取りました。

こあたそです。


ここ最近ぐっと気温が上がりましたね。

私は水分をこまめに取るよう気を付けています。



6月の奈良女子大学:晴天と記念館の相性は最高


さて、2周目のテーマは能についてですが、私の中で最も印象に残っている演目は『松風』です。


『松風』を見たのは確か1回生の秋だったと思います。まだ能の知識も浅く、話を理解できるよう謡本を読みこんで行きました。 


松風、村雨という須磨の海女から溢れる気品が動作や雰囲気から伝わり、その静かな世界に魅了されました。


『松風』で有名な場面といえば、以下の場面ではないでしょうか。




“在原行平の形見の狩衣と烏帽子を身に着けた松風が行平を恋い慕って舞を舞う。そして狂乱状態になった彼女は松を行平だと思い込んで、すがり付こうとし、村雨がそれをなだめる。”


私にとっては、初めて能で感動した場面でした。

能は伝統芸能というイメージが大きくて、古臭く理解できないものだと勝手に思い込んでいました。(悪口ではありませんよ!)

ですが『松風』は、まるで映画を見ているように心が動かされ、その世界観に入り込み、登場人物の話を近くで聞いているように共感することができました。

能が一気に身近な娯楽になった瞬間でした。




今ではウォークマンで能の謡を聞くほど、私の日常には当たり前のように能の存在があります。

能楽部に入って、素晴らしい先生方に教えていただき、多くの演目を見ることで能の楽しみ方が分かりました。



またコロナウイルスが落ち着いたら能を見に行きたいです…!




次はいぬきちゃんにバトンをパスします!

 
 
 

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